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かつらぎホームページ管理人... 2008年08月19日(火) 22:19
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 掲示板への互選書き込みありがとうございました。
皆様からの互選結果を点数に直して集計しました。
今月の最高得票句は32番の古谷多賀子さんの句でした。おめでとうございます。
 避暑等涼しげな句が多かったので、選句しながら少しでも涼風を感じられたのではないでしょうか。
しかしまだまだ暑い日が続きます。どうぞ皆様ご自愛下さい。月末までに沢山の投句をお待ちしております。

森田純一郎... 2008年08月17日(日) 17:07
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皆様、暑中お見舞申し上げます。本当に猛暑です!何とぞご自愛ご健吟下さい。では今月の特選句・入選句選評行きます。

【特選3句】
(31) 青嶺へと迫り出す桟敷吉野建
吉野では、谷に迫り出すように作られた吉野建という工法が見られる。それを青嶺、つまり夏の緑濃い山々に向かって迫り出すと表現したことによって迫力のある一句となった

(98) 推敲は未だ終らず青葉木菟
「夫恋へば吾に死ねよと青葉木菟」橋本多佳子 のように、この鳥には何か神秘的な意味合いを感じる。ホウホウと哀調を籠めて鳴くこの鳥を聞きながら何か思いの籠った文章か句の推敲を進める作者が想像される

(110) 蚕屋は今ただの物置帰省せる
蚕屋、つまり蚕の飼育をする小屋のことである。むっとする桑畑の匂いや稲田のそよぎなど故郷の懐かしさを楽しみに帰省した作者が目にしたものは物置となった蚕屋だったのだろう。無論、季語は「帰省」である

【入選5句】
(20) 通りぬけできる町家や路地凉し
京都などの町家では、課税対象である間口を出来るだけ少なくするため、奥行の長い作りにしてある。そうした家の前に打ち水をし、縁台を置いて夕涼みをする昔ながらの夏の光景が想像できる

(46) さつきまで見えゐしケルン霧走る
ケルンとは石を積み上げて山頂などを示す夏の季語である。それを一瞬にして隠してしまう山の霧を詠んだ句である。季語は「夏の霧」と解釈した

(57) 避暑散歩ハンザキの淵覗きもし
ハンザキ、つまり大山椒魚の別称である。ハンザキの生息するような山間の渓流を覗きながらの散歩は、さぞや気持ちの良いことであろう。季語は「避暑散歩」

(72) 片陰の意外に多しオフィス街
オフィッス→オフィスと直しましたが身近にあって意外と気づかないことをうまくまとめた句です。確かに都心では街路樹や庇を張り出したレストランなどがあり、陽射しを避けることの出来る場所が多いものです

(77) 通信簿見せ合ふ土手や草いきれ
一学期の終業式の帰り道に、青々と草の茂る土手で友達同士通信簿を見せ合う小学生たちの楽しそうな様子が目に浮かびます

【次点句】
(32) 折々に谷戸の風来る夏書かな
(42) 厨事疎かにせず生身魂
(80) 海抜を書き添へてあるケルンかな
(101) 志野あれば萩もあるべし陶器市
(128) かなかなにいよいよつのる帰心かな
(137) 霊域と碑あり下闇なすところ
(145) 細格子続く家並の秋簾

阪野雅晴... 2008年08月15日(金) 22:34
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お土産のチョコートを一人で食べてしまった同僚を私は友人だと思い込もうとしている。
特選
(73)槍ヶ岳穂先に行けずケルン積む
槍ヶ岳の頂上は狭いから登山シーズンには行列が出来る。時間的にか体力的にか頂上を踏むことを諦めてケルンを摘んで下山しようとする心境が描けている。
(46)さつきまで見えゐしケルン霧走る
同じ作者だと思うがあえて特選に推した。写生が出来ていて、高山の空気感まで伝わってくる。
(24)高千穂に響く神鼓や明け易し

(12) ひょんの笛空気の洩るる音ばかり
(39) 座すやいな添水の響く詩仙の間 
(110)蚕屋は今ただの物置帰省せる
(116)駄馬とても駑馬とてもよし茄子の馬
(130)遊船やセーヌの川辺思ひけり

吉川一竿... 2008年08月15日(金) 21:19
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特選
(17) 鉄風鈴にもある値札陶器市
 「かつらぎ」では陶器市も夏の季語として認められているが、此処では勿論
先出の風鈴が季語。陶器市に南部鉄であろうか、鉄の風鈴が値札を付けら
れ鳴っている。勿論陶器製の風鈴も沢山ある筈、店主の遊び心が面白い。

(57) 避暑散歩ハンザキの淵覗きもし
 ハンザキは落語にも出てくる山椒魚の方言。そんな山椒魚の棲む流れは清
冽である.。避暑に来てそんな渕を覗いたと言う、如何にも涼しそうな句である。

(82) 遠くには穂高の峰や鷹澄めり
 鷹は冬の季語、従って穂高は雪化粧をした冬山。その穂高をバックにして
悠然と舞う鷹が見える。如何にも澄み切った景色が目に浮かぶ。

入選
(12) ひよんの笛空気の洩るる音ばかり
(37) 旅人木隊商宿の昔より
(43) 心地よく骨切る音や祭鱧
(46) さつきまで見えゐしケルン霧走る
(93) 老姉妹文机並べ夏書かな

平田冬か... 2008年08月15日(金) 20:14
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特選
(12) ひょんの笛空気の洩るる音ばかり
(36) 日盛りを知らず貴船に遊びけり
(110) 蚕屋は今ただの物置帰省せる
5句選
(20) 通りぬけできる町家や路地凉し
(32) 折々に谷戸の風来る夏書かな
(42) 厨事疎かにせず生身魂
(46) さつきまで見えゐしケルン霧走る
(57) 避暑散歩ハンザキの淵覗きもし


岡本 桃子... 2008年08月15日(金) 18:24
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<特選>
(14) 満天の星の如くに揚げ花火
(20) 通りぬけできる町家や路地凉し
(54) 断崖の岩間に伸びる百合の花
<選>
(32) 折々に谷戸の風来る夏書かな
(35) 風鈴の音も売りもの屋台店
(89) 風鈴の声に誘はれ夢の中
(113) 揚げ花火次から次へ揚がり行く
(138) 大揺れのしぶき落として夏柳

岡本あざみ... 2008年08月15日(金) 16:57
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特選
( 24)高千穂に響く神鼓や明易し
( 32)折々に谷戸の風来る夏書かな
( 78)推敲は未だ終らず青葉木菟
入選
( 4)青柿や集落一の旧家とか
( 12)ひょんの笛空気の洩るる音ばかり
( 93)老姉妹文机並べ夏書かな
(101)志野あれば萩もあるべし陶器市
(128)かなかなにいよいよつのる帰心かな

中島 葵... 2008年08月15日(金) 10:49
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特選
(43) 心地よく骨切る音や祭鱧
(83) ハンモツク欲しき高原星涼し
(98) 推敲は未だ終らず青葉木菟

入選
(23) 点と線点と線なす蛍かな
(31) 青嶺へと迫り出す桟敷吉野建
(32) 折々に谷戸の風来る夏書かな
(57) 避暑散歩ハンザキの淵覗きもし
(73) 槍ヶ岳穂先に行けずケルン積む

前田秀峰... 2008年08月14日(木) 22:51
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特選
(20)通りぬけできる町家や路地涼し
(42)厨事疎かにせず生身魂
(97)本籍の無き故郷に帰省かな
並選
(27)大仏を仰ぎて汗を拭ひけり
(69)旅はじめ夫の選びし日傘買ふ
(73)槍ヶ岳穂先に行けずケルン積む
(80)海抜を書き添へてあるケルンかな
(103)氷室社は涼しきものと思ひ来し

黒岩恵津子... 2008年08月14日(木) 09:25
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選句少し訂正します。

正 84 老鶯や水占ひをしてをれば

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